Cafe くらがり & Calm Glass / 岡崎エリア

 

岡崎市中心部から東へ、車を走らせること30分。
そこは額田地域。本宮山から流れ出る男川沿いにいくつかの集落が続きます。
ガラス作家の【CalmGlass】として活動する中條さんに、ナビゲーターとして、この地域のお店を紹介していただきました。

中條さんの拠点は、額田地区の中でも最も本宮山に近い、くらがり渓谷。
その入口にある「Cafeくらがり」の中に、工房があります。

 

 

草木から滴る一粒、一瞬の光に満ちた煌めき…
光と陰にインスパイアされた、ガラスアート。

ガラス制作を始めたのは10年程前。その頃から額田の自然と人の営みとのバランス感にひかれていたそうです。

額田地区に工房を構えるきっかけとなったのは。ある谷筋の奥にある自動車修理店「平松サービス」さん。
こんな山の中、通行量がとても少ないところに修理店があるのは少し不思議な感じです。

 

 

中條さん 「もともと、自然もモノ作りも好きだったので、この平松サービスさんが好きになり、何度か遊びにくるようになりました。額田の環境が気に入っていたところに、今のCaféくらがりを工房として使わないか、とうい話が入り、そして現在へと繋がっています」

 


中條さんが額田に興味を持つキッカケとなった平松さん

 

平松さんは自動車整備だけでなく、自動車パーツをリユースしたアート作品を制作しています。
長年乗っていた愛車のパーツで、アートオブジェを作って欲しい、という車への愛にあふれた注文も多いそうです。

 

 

こちら平松サービスのお父さま。倉庫や太陽光発電など、何でも自分で形にしてしまいます。額田に住みたいという人には家や土地を紹介するよ、とのこと

 

Caféくらがりの工房に移動して、中條さんにお話を伺いました。
ここに拠点を持って8年目だそうです。

 

 

中條さん 「カフェを立ち上げる時にオーナーさんからお話をいただいて、工房ギャラリーとカフェを一緒に併設することになりました。
ここ(くらがり渓谷)はとても気持ちが良いところですよ。ドライブしていて窓を開けたくなっちゃう感じ。天気が雨でも晴れでも素敵な場所です。

工房とカフェが一緒になっていると、工房に来てくれたお客さんがカフェに立ち寄ってくれますし、逆にカフェを目指して来たお客さんが僕の作品を見てくれます。片方の目的で来てくれた方にとっては楽しみが増える感じですね」

 

–––空間デザインにも興味があるという話を聞きました。カフェの設立に当たって空間プロデュースもされたのでしょうか?

 

中條さん 「設立時はそこまで関わっていなかったのですが、3年前にカフェをリニューアルオープンする際に、リノベーションを手伝わせてもらいました。」

 

 

 

–––カフェ&工房があることで、地域の方とのつながりはどうでしょうか

 

中條さん 「地元のお店の方とは繋がっていて、一緒に色々できたら良いなといつも思っています。今回僕が紹介する宮ザキ園さんも、ここのカフェのオーナーと元々仲が良く、それがきっかけで知り合いました。
宮ザキ園さんとも、お互いのことをお客様に紹介しあっています。紹介し合う関係ってなんかイイですよね。

Caféくらがりが始まる前は、この辺りは飲食店がほとんどなかったんです。でもこのカフェができたことで、周りに少しずつお店も増えてきました。
僕ら世代の人が少しずつこの額田地区に増えて来て、自分たちがやる小さな活動…例えばサウンドフェスの実行委員会でやった『くらがり渓谷の看板やMAPを直そう!』というような小さな活動の積み重ねで、元々くらがり渓谷にいた人たちの意識も変わって来たんじゃないかなと思っています。人を呼ぶ活動の効果が目に見えてわかるので」

 

–––サウンドフェスというと、宮ザキ園さんの梅村篤志さんも立ち上げに携わったとか

 

中條さん 「そうですね。宮ザキ園さんと、うちのカフェのオーナー、あと近くの製材屋さんが主体となって立ち上げたフェスです。この地域を盛り上げたいという思いから生まれて、今年で8回目の開催となります」

 

–––色々な方がこの額田地区で、やりたいことを行動に移されているんですね

 

中條さん 「つい最近も、この近くでカフェを始めた方がいまして。更地から自分たちで平家を建てられたんです。コツコツ準備されていて、最近オープンしたんですけど、空間づくりがすごく素敵です。(今回ご紹介する「夕方喫茶」です)」

 

–––そういう横のつながりも素敵ですね。ところで、カフェが沢山できると競合相手になったりしないのでしょうか?

 

中條さん 「競合という感じはしないですね。お客さまの層も違うと思います。お店の数が増えることでくらがり渓谷に来てくれる方も増えますし。お客様によっては、ご飯はここのカフェで食べて、コーヒーは別のお店で…と、ハシゴする人もいますよ。
お店が増えていくのは楽しみですね」

 

普段は、百貨店などのイベント出店で、工房を空けることも多い中條さん。ですが、軸足はしっかりと地域にあります。
生活の稼ぎを生む「仕事」ではなく、楽しさを生む「活動」がそこにはありました。
中條さんは今回のイベント「L.O.C.A.L」の什器制作にも関わっています。

 

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CAFE くらがり & Calm Glass
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