靴Logi

『自分らしい暮らし』を見つけるきっかけは、すぐそばにあるかもしれません。
靴や革小物のモノづくりをしている作家、 [靴Logi] さんもまた、子供の頃から自分に合った暮らしを探していたそうです。

義肢装具士の専門学校を卒業した後、靴作り専門の会社に勤めていました。
働きながら靴作りのスキルを修得して数年後、地元に戻って独立し、「靴logi」としての活動を始めました。中学生の頃から『独立して自由に過ごす時間を取れるような暮らし』を考えていたそうです。

靴logiとして独立して3年後、制作拠点を蒲郡市に移し、現在のショップをオープン。以前と比べて、良い環境で仕事ができていると感じているそうです。

 

 

「以前は出店という形で外に出ていかないと見てもらえなかったものが、お店だと色んな人に見てもらえるのが嬉しいです。地域の人からもよくしてもらったり、若い子が訪ねてきて『自分もこんな暮らしをしてみたい』って言ってくれたりも。そういう反応もらえると、今まで続けてきてよかったなと感じます。」

 

制作する革作品は、すべてタンニンなめし*で作られています。
*化学薬品を使用しない環境配慮された皮のなめし方。使い込んでいくと柔らかくなり、色艶が増す

「初めて自分で鹿の皮を剥いだ時に、今まで自分が扱っていた革とのギャップをすごく感じました。『今まで自分が思っていた命の重みと、なんか違う』って。
それがきっかけで社会とか、環境とか、色んなことについて考え始めるようになりました。

 

そんな靴Logiさんは、豊田市の中山間地域で獣害として駆除されたイノシシや鹿の革を活用するアイテムにもとりくんでいます。

ジビエ肉処理の過程で出る獣皮を利用し、素敵な革小物を制作。いただいた動物たちの命を無駄にすることなく活用するため、端革を繋いで活かしたり、ステッチを入れたり。

 

鹿革のバッグとかを作るようになって、お客さんからも今までとは違うリアクションをもらえるようになりました。コンセプトに共感いただけることに加え、作品の個性を記憶に留めていただいている、という実感があります。

まだまだではありますが、少しずつ自分のやりたい暮らしに近づけている、という感じがします。こうして自分らしいやり方を探していく中で、自分が見つけたステキなコトを言葉にして、周りの人に伝えていけるといいですね。」

 

商店街の空き店舗を改装した工房で、地域と関わりながらのモノづくり。自分らしく、サスティナブルな暮らしを目指してチャレンジし続けます。